松葉杖生活の記録

GWの真っ只中にすっ転んで足首を怪我した結果、1ヶ月ほどギプス固定と松葉杖で生活していました。
初めて松葉杖で生活してわかったことや思ったことがあったので記録として書き残します。

転んだ原因

わざわざ立川までシャマランの『ノック 終末の訪問者』を見に行ったところ映画館のスクリーン内の段差に気づかず転倒。映画はちゃんと見た。

前提

松葉杖生活と言っても怪我した方の足を地面につけられる状態だったので、松葉杖をついていたのは基本屋外になります。

日常生活

家事

前述の通り両足をつけられる状態だったので、そんなに不便はなかったです。
ただ、入浴に関しては当初ゴミ袋+テープぐるぐる巻きで対処していましたが、普通にめんどくさいのとゴミ袋が無駄なので後で市販のギプスカバーを買いました。もっと早く買えばよかったと思います。
あと、GW中にどうしても部屋の模様替えをしたくて無理やり家具運んだりしましたが、後で足痛くなったのでやめておいたほうが良かったです。

移動

電車移動は周りの人がせかせかしてる中で邪魔になってないかを気にしてしまったり、階段の上り下りが多いのがだるかったりで基本的にタクシー移動をしてました。
階段の上り下りとか普段は何も考えてなかったので結構参りました。
あと舗装された道路でも結構地面に杖が引っかかることが多くて、地面って案外でこぼこしてるんだなと思いました。

服装

松葉杖で脇がこすれる&ギプスの端が布(特にサテンとかナイロンとか糸の細くて柔らかいやつ)に引っかかるので、傷んでもいい服か生地が強い服しか着る気になりませんでした。

ストレス

ギプス着けたあとの1週間とギプス外れると思ったら再装着された直後は、身体が思うように動かせなかったり、街中で悪目立ちしているような気がしたりで結構ストレス溜まって情緒不安定でしたね。かといって出かけるのもできないし、買い物もできないし、暴食しようとしても動かないからお腹空かないしでストレス解消がうまくできませんでした。

遊び

映画

出かけるのはめんどうだが見たい映画は公開されるので何回か映画館に行きました。普段は休みの日は4本位はしごしたりしてたんですが、映画館から映画館の間の絶妙な距離の移動がしんどかったので逆にタクシー移動が正当化できる距離の映画館ではしごしたりしました。というのもあって一日に見れる本数が2本とかになりました。
そしてよく行く新宿のシネコンはスクリーンが複数のフロアに分かれているところが多いのですが、エレベーターで移動できるところはありがたいなと思いました。バルト9エスカレーターしかないのと、踊り場で結構迂回させられるので疲れました*1
あと、コンセッションでカップの飲み物買うと松葉杖使えなくなるので、ボトルの飲み物売ってる映画館はありがたかったです。
そういう観点でいうと、新宿の映画館で足を怪我したときにおすすめなのは新宿ピカデリー*2です。

ライブ

怪我した翌日と翌々日のライブのチケットを前から購入しておりまして、さすがに翌日のはギプス装着したてだったのと長丁場のイベントだったので行くのを諦めたんですが、翌々日のライブはどうしても見たいし、ワンマンだから時間も短めだろうということで無理やり参加。しかしながら会場のWWWXは一度行ったことがある方ならおわかりかと思うんですが、4階まで階段で登った後2階分の階段を下るというスーパーバリア仕様な入場経路となっています。気合でなんとか登って降りてしたんですが、別経路がないかスタッフの方に聞いてみればよかったですね。
ライブ自体は一番うしろの壁ぎわスペースを確保できたので寄っかかりながら見ましたが、めちゃくちゃ楽しかったので行ってよかったなと思います。

旅行

また運が悪いことに5月末の週末に2週続けて福岡と大阪に行く予定*3がありました。
福岡に関しては好きな土地だし久しぶりということもあって2泊3日の旅程を怪我前に組んでいてとても楽しみにしていたのですが、ほとんど歩き回れなかったのと気後れして飲食店にもあまり入れなかったので、近いうちにまた行きたいです。移動手段としてはJALの飛行機を使ったのですが、搭乗口がめちゃくちゃ近くてフルキャリア様々だな〜と思いました。
大阪に関しては当日の移動に自身がなかったので新幹線で前のりをしました。新幹線に乗る駅までの移動が乗換案内どおりにできる自信がなかったのと色々が面倒くさくなって自由席にしてしまったのですが、全然席空いてなくて松葉杖でうろうろすることになったのでちゃんと指定席買ったほうがいいです。
それと、福岡と大阪で合わせて3つのホテルに泊まったのですが、その内2つで廊下の一番端の部屋を割り当てられて移動が大変だったので、エレベーターホールに近い部屋にできないか事前に連絡しておけばよかったと思いました。
 

結論

転ぶと意外と簡単に骨折するし、骨折すると大変なので足元には気をつけて歩きましょう。あと、骨折したまま映画の撮影を続けたトム・クルーズは本当にすごい。

*1:ちなみにバルト9行った時は混んでる時間帯にかち合ってしまって1階からエレベーターに乗るための列の最後尾がはるか彼方に存在していたので絶望的な気持ちになりました

*2:ただ上映環境があまり良くないのが欠点

*3:暴太郎戦隊ドンブラザースファイナルライブツアー