シャマラン作品における「どんでん返し」の役割と『スプリット』の新しさについて

シャマランはなぜ「衝撃のラスト」を用意するのか

さて、昨日ついにM・ナイト・シャマラン監督の最新作『スプリット』が日本公開されました。f:id:ciranai1:20170513104553j:plain

あらすじ
級友のバースデーパーティの帰り、車に乗った3人の女子高生。見知らぬ男が乗り込んできて、3人は眠らされ拉致監禁される。目を覚ますとそこは殺風景な密室…彼女たちはその後、信じがたい事実を知る。ドアを開けて入ってきた男はさっきとは違う異様な雰囲気で、姿を現す度に異なる人物に変わっていた― なんと彼には23もの人格が宿っていたのだ!そして、さらに恐るべき24番目の人格が誕生すると、彼女たちは恐怖のどん底に。
3人 VS <23+1>人格。果たして、3人は無事に脱出できるのか!?

http://split-movie.jp/


前作『ヴィジット』と同じく、『パラノーマル・アクティビティ』『パージ』シリーズのプロデューサーであるジェイソン・ブラムと再びタッグを組んだ今作。『ヴィジット』と比べるとジョークは控えめなものの、相変わらずのブラックユーモアとサスペンスと人間ドラマが、緻密な演出と映像で描かれるシャマランらしい作品となっています。
また、1月の全米公開時には3週連続で興行収入ランキング1位を獲得しシャマラン史上3番目の興行収入を記録。レビュー集計サイトのRotten tomatoesでは75%のFresh評価を獲得*1するなど、興行的・批評的にも成功を収め「シャマラン完全復活」等と喧伝されています。
私の記憶が正しければ『ヴィジット』でも復活してた気がしますが、『スプリット』におけるラストの「どんでん返し」がよりその印象を強めているのではないでしょうか。
では、そもそもシャマランはなぜ驚きの結末を用意するのでしょうか。それは観客を楽しませる作劇上のテクニックでしかないのでしょうか。
シャマラン監督の新作公開時には「私が考える最強のシャマラン論」を書くことが(個人的に)恒例行事化していますが、今回はシャマラン作品にとっての「twist(どんでん返し)」の役割とは何なのか、そして『スプリット』におけるtwistの「新しさ」について書いていこうと思います。
 
 

シャマランとtwist

シャマランの名を世に轟かせた作品が長編第三作目の『シックス・センス』であることに異論はないでしょう。以来、twistはシャマラン監督のトレードマークかのように言われてきました。
その一方で、過去のインタビューでは「常にどんでん返しを期待されるのは本意ではない」といった監督自身の発言も残されています。
M・ナイト・シャマラン監督、“どんでん返し”を期待される心境を告白 | ニュースウォーカー
『ヴィジット』M・ナイト・シャマラン監督 単独インタビュー - シネマトゥデイ

個人的にもシャマラン監督の最も優れている部分は、その結末に至るまでのドラマの描き方や演出、画作りの巧みさ、そして通底する思想にあると考えていたため、「どんでん返し」にばかりフォーカスされる論調には正直うんざりしていました。
しかし最近では、本年のアカデミー賞作品賞発表時のアクシデント*2に際して「このシナリオは僕が書いたんだよ」との小粋なジョークをかましたり、一周回って完全に持ちネタ化させた発言をしています。

この件に関しては、シャマラン持ち前のサービス精神が炸裂しただけかもしれませんが、もしかしたら何らかの気持ちの変化があったのかもしれません。
なぜならば、シャマランは『スプリット』においてtwistの新たな使い方を生み出し、その役割を明らかにしたからです。
では、twistの役割とはなんなのか、それを説明するためにまずはシャマランとその作品に通底するテーマついて詳しく述べていきましょう。
 
 

映画を信じる男、シャマラン

前作『ヴィジット』の主人公ベッカは、10年以上絶縁状態にある自分の母親と祖父母を和解させるために祖父母を訪問し、ドキュメンタリーフィルムを撮ろうとします。
そこでベッカが、引き出そうとする和解の物語は半ば強引でもあるんですが、作中で何が起ころうともカメラを回し続け物語を紡ごうとするベッカの姿には、インタビューで語られる通り監督自身が投影されています。

また『ヴィジット』だけでなく、『アンブレイカブル』のMr.ガラスことイライジャが自分の中で作り上げた仮説を生きる拠り所としていたり、『サイン』のヘス一家が端から見れたらバカバカしく思える符合によって救いを得たように、シャマラン作品では「ストーリー」が人を救うものとして描かれています。
つまりシャマランは、映画や物語といったある種の「都合の良い嘘」が人を癒やし、救うのであるということを信じているのです。
だからこそシャマランはその作品において、映画そのものの存在を前景化させ、「嘘である」ことを明示しようとするのではないでしょうか。


 
 

シャマランの挑戦と挫折

前段のような試みは『サイン』〜『レディ・イン・ザ・ウォーター』のキャリア中期の作品に顕著に見られます。
『サイン』のラストでは、うまくできているとは言い難いクオリティの宇宙人を登場させ、それまで作中で機能していた恐怖の対象を脱臼させました。
レディ・イン・ザ・ウォーター』では「作家」が「ストーリー」と出逢い世界を救うというあまりにもストレートすぎる物語を描いています。
また、シャマラン作品の特徴の1つ「主張の強すぎるカメオ出演」も、作品の外側を意識される効果を持っています。
しかしこれらのやり方は非常にリスクが大きいです。というか一般娯楽作を目指すのであればリスクしかありません。
実際に、『サイン』ではまだ興行的にも批評的にもポジティブな反応を得られていたものの、『レディ・イン・ザ・ウォーター』では脚本段階でディズニーとの契約を切られ、それにもめげずワーナー・ブラザーズの元で制作したものの興行収入は製作費を下回り、ゴールデンラズベリー賞には4部門ノミネート、最低監督賞と助演男優賞でシャマラン監督が2冠という結果になりました。
その後の作品における方向転換や低迷については述べるまでもないでしょう。
しかしこの時期の作品については、そのリスクを取ってでもやらなければならない切実さがあったのではないかと思います。なので、個人的にはこの時期の作品が大好きですし、『レディ・イン・ザ・ウォーター』が監督の最高傑作であると考えています。


 
 

シャマラン作品におけるtwistの役割

長い文章にお付き合いいただき誠にありがとうございます。さて、いよいよ本題です。
シャマラン作品を特徴づける様々な要素は映画の作り物性を意識させるはたらきをしていると述べましたが、twistも同じ役割を持っています。
つまり、twistによってそれまで見ていたもの、スクリーンに映されていた物語が作り物であるということを鑑賞者に突きつけるわけです。
たとえば『シックスセンス』では、目に見えないものを目に見えるように描いていたという嘘がラストで明らかになります。
また、『ヴィレッジ』では、セットを外側から映すかのようなネタばらしによってその舞台設定を覆しました。
 
 

『スプリット』の新しさ

『スプリット』でも確かにどんでん返しが行われているのですが、『シックス・センス』や『ヴィレッジ』のそれとは根本的に異なっています。
今までのシャマランのtwistはフィクションを見る際の「おやくそく」を覆すことで作られいましたが、『スプリット』におけるtwistは、その作品世界を拡張することによって成し遂げられているのです。
これは過去のシャマラン作品だけでなく、他の映画作品と比べても初めてと言っていい試みなのではないでしょうか。
どのようにしてその世界が拡張されるのか、まだ見ていない方はぜひ映画館でその驚きを体験していただきたいですし、見たけどよくわからないぞ、という方はググれば多分わかりますので、その足でツタヤなりゲオに駆け込んでいただければなと思います。
また、今回はどんでん返しという点にフォーカスした文章となりましたが、複数の人格を演じ分けるジェームズ・マカヴォイや、それに対峙するアニャ・テイラー=ジョイの存在感などなど見どころは盛りだくさんなので、ぜひ映画館で見て、感想を聞かせてください。
 
 

さいごに

シャマランの新作にかこつけた最強のシャマラン論を書く際には今後のシャマランの動向について書くのが(自分の中で)恒例となっているのですが、ここから先は一部ネタバレも含むので未見の方はご注意ください。
とはいえ、日本公開が世界公開から4ヶ月も遅いせいでもうネタバレもクソもない感じになってしまっているのが現状なんですが…。(海外ではソフトも発売されてるし…)
 
 
 
 
 
 
 
先日、『アンブレイカブル』と『スプリット』の続編そしておそらく完結編となる『Glass』の製作と、2019年1月の公開が発表されました。
『Glass』にはブルース・ウィリスサミュエル・L・ジャクソンジェームズ・マカヴォイ、そしてアニヤ・テイラー=ジョイ(個人的にはここが一番うれしい)らキャストの続投も決定しております。
(『エアベンダー』も『アフター・アース』も続編の話は立ち消えたので)シャマラン作品としては初のシリーズものになるわけですが、シャマランのことですからおそらく一筋縄ではいかないと思うので非常に楽しみです。
あと個人的な見解として『スプリット』では極端な言い方をすると「超越的なものの存在を信じられないものは価値なし」といった感じのシャマランイズムが復活してきているように感じたので、そろそろ『サイン』や『レディ・イン・ザ・ウォーター』級の作品がまた見られる日が近いのではないかという予感がしています。そしてその日こそ私は「シャマランの完全復活」を叫ぼうと思います。

2016年に見た映画

もうね、2017年明けて2ヶ月も経ってるんですけど、一応2016年に見て印象に残った映画について書いておこうかなーと思います。
大体の作品がソフト化とかもされてきていますし。
今年は特にランキングもなく、感想も書いたり書かなかったりというハイパー怠惰スタイルでお送りします。

ブレイキング・ゴッド


ブレイキング・ゴッド [DVD]

監督:トニー・マオニー
脚本:アンガス・サンプソン、リー・ワネル、ジェイミー・ブラウン
出演:ヒューゴ・ウィービング、アンガス・サンプソン、リー・ワネル

如何ともしがたい事情からドラッグの密輸をすることになった気弱な主人公が警察に捕まった結果、監禁状態のなか証拠が出ないようにひたすらうんこを我慢するという実話をもとにしたオーストラリア映画です。
この邦題、原題とはかけ離れたタイトルを付けられていて、「ドラッグだからって『ブレイキング・バッド』に寄せるのは安直すぎ」という批判もあったんですが、あながち間違いではないというか、この作中では「絶対的支配者への勝利」が2つ重ね合わせながら描かれています。
地縁や血縁の板挟みになりひたすら排泄を我慢していた主人公が大きな反逆を行うまでの過程が、ほぼワンシチュエーションで緊張感を保ったまま描かれているという巧みさに舌を巻きました。
2016年はワンシチュエーションで展開される作品が豊作でしたが、『ブレイキング・ゴッド』も間違いなくその中の一本に入るのではないかと思います。
 
 

ドリーム ホーム 99%を操る男たち


ドリーム ホーム 99%を操る男たち [DVD]

監督:ラミン・バーラニ
脚本:ラミン・バーラニ、アミール・ナデリ
出演:マイケル・シャノンアンドリュー・ガーフィールドローラ・ダーン

サブプライムローン問題により、財産を失った人々とその徴候にいち早く気がついて財を成した人の物語という点で、同時期に公開された『マネー・ショート』ととても近いんですが、こちらは家を失った側が主人公ということもあり、全体的に重苦しい雰囲気の作品。
差し押さえのシステムを利用して荒稼ぎをしている不動産屋役のマイケル・シャノンが本当に素晴らしくて、いくらシステムがクソでもそのクソに手を突っ込んで金を稼いでいる時点で自分もクソみたいな諦観が常ににじみ出ているのがとても良かったし、だからこそ映画の終わりに彼に起こる事とは裏腹に安堵したような表情で発せられるセリフが非常に印象的でした。
この作品には、家を差し押さえられる人々が沢山出てくるのですが、自分の今住んでいる「この家」に対する執着心がすごく強いのがおもしろかったですね。アメリカの映画とかドラマを見ていると、持ち家があるということが社会の構成員であることの証左になっているのかなと思います。
 
 

ちはやふる上の句


【Amazon.co.jp限定】ちはやふる -上の句- 豪華版 Blu-ray&DVDセット(特典Blu-ray付3枚組)(<上の句><下の句>豪華版連動購入特典:「オリジナルハンカチ」引換シリアルコード付)

監督・脚本:小泉徳宏
出演:広瀬すず野村周平、真剣佑

広瀬すずさんをスクリーンで初めて見た時、映っているだけで画面を保たせる力が異常だなと思ったのが強く印象に残っているのですが、そんな「広瀬すず力(ぢから)」が今作においても遺憾なく発揮されていました。
後編にあたる『下の句』とくらべて『上の句』においてはヒロインであるちはやの人物描写が希薄で、ただの百人一首モンスターのようにも見えます。しかし、人々はそんなちはやに引きつけられ、自ずとドラマが発生する。そのような圧倒的な求心力と空洞性は『桐島、部活やめるってよ』の登場しない主人公、桐島のようであり、それがスクリーンに映って説得力を持つのはひとえに広瀬すずさんの存在に担保されている部分があると思いました。
また、『上の句』では自分の殻にこもることで自尊心を守っていた「机くん」という登場人物が、圧倒的な光を持つちはやに出会ったことで己の影と向き合うことになるという展開が後半に置かれているのですが、圧倒的な才能の輝きを持つ人と対峙した時の鬱屈に心覚えがある人は涙なしでは見られない展開というか、涙なしには見られません。
映像面の話をすると、一昨年『ヒロイン失格』を見たときにマンガ特有の誇張表現や比喩表現を映画に翻訳する手法の独自進化っぷりに驚かされたんですが、『ちはやふる』ではそれが更に進化しているように感じました。
例えばですけど、かるたが壁に刺さるんですよ。勢いが強すぎて。
そういった劇画的な表現と、スローモーションを多用したファンタジックな表現が相乗効果を生み出していて、非常におもしろかったですし、このような表現がどんどん進化していったら良いなと思います。
 
 

ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>


ミュータント・タートルズ シリーズ ブルーレイセット(2枚組) [Blu-ray]

監督:デイブ・グリーン
脚本:ジョシュ・アッペルバウム、アンドレ・ネメック
出演:ミーガン・フォックス、ウィル・アーネット、スティーブン・アメル

この作品には、「虚構のヒーロー」と「真のヒーロー」が登場します。「真のヒーロー」とはもちろんタートルズのことであり、「虚構のヒーロー」とは前作においてシュレッダーを倒したという嘘をつくことになりタートルズの代わりに街のヒーローとなったヴァーンのことです。
前作のラストでは自らの意思でその姿を隠すことを選択したタートルズですが、やはりティーンエイジなのでその処遇に納得できているわけでもなく、陽の光を浴びて堂々と歩きたい、そういった気持ちを抱えています。
そして今作において、タートルズには人間になれるかもしれないチャンスが訪れるのですが、その場面においてタートルズだけでなく、ヴァーンやエイプリルなどの人々が取った行動には王道でありながらも極めて現代的であり、ヒーロー論としてかなり心を揺さぶられました。
画面全体にたぎる過剰さや登場人物がアホ過ぎて逆に話がサクサク進むテンポ感、新キャラのケイシー・ジョーンズの車大好きボンクラ野郎感、ミーガン・フォックスなど、マイケル・ベイ印な部分も多分にあるのですが、全体的な「未知との遭遇」ものっぽさや全体的な優しさは『アース・トゥ・エコー』のデイブ・グリーン監督ならではなのかなという印象を受けました。
 
 

グランドフィナーレ


グランドフィナーレ [Blu-ray]

監督・脚本:パオロ・ソレンティーノ
出演:マイケル・ケインハーヴェイ・カイテルポール・ダノ

控えめに言っても最高の映画です。
 
 

ヒメアノ~ル


ヒメアノ~ル 通常版 [Blu-ray]

監督・脚本:吉田恵輔
出演:森田剛濱田岳佐津川愛美ムロツヨシ

タイトルの出し方オブザイヤー。
あの瞬間の「決定的なものごとが始まってしまって後には戻れない」感は何回見ても鳥肌が立ちます。
吉田恵輔監督の底意地の悪さが炸裂していて素晴らしいです。
 
 

葛城事件


葛城事件 [Blu-ray]

監督・脚本:赤堀雅秋
出演:三浦友和南果歩新井浩文

トッポかと思うくらい最初から最後まで途切れることなくヤダみのぎっしり詰まった作品。恐ろしくつらいけれども、時折挟み込まれる黒すぎるユーモアに笑ってしまう。一体どうしたらここまで悪意に満ちた話を作れるのか知りたいです。
この作品では、とある一家が崩壊するまでの物語が描かれているわけですが、何が辛いかって誰一人悪意を持って行動していない、それなのにどんどん状況が悪化していくんですよね。
三浦友和さん演じる父親も、別に家族を不幸にしようとして粗暴で尊大な振る舞いをしているわけではなく彼が理想とする父親像や家族像というものに近づこうと必死に頑張っているだけで。
誰に対しても何に対しても一切の救いをもたらさない、その容赦なさに感動しました。
 
 

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生


バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 [Blu-ray]

監督:ザック・スナイダー
脚本:クリス・テリオ、デヴィッド・S・ゴイヤー
出演:ベン・アフレックヘンリー・カヴィルジェシー・アイゼンバーグ

アカデミー賞主演男優賞を獲得した弟(ケイシー・アフレック)とは対照的に、お兄さん(ベン・アフレック)出演の今作はラジー賞を4部門受賞してしまいましたが、妄執にかられていたバットマンがジャスティスを誕生させる瞬間とか、ジェシー・アイゼンバーグ演じるレックス・ルーサーの悲しさとか、やはり圧倒的に美しくて強く印象に残っています。
DCEUはMARVELと比べると一般的な評価も芳しくないですし、製作過程におけるゴタゴタが聞こえてくることも多いですが、絶対にこの挑戦を最後まで続けて欲しいと思っています。
 
 

日本で一番悪い奴ら


日本で一番悪い奴ら Blu-rayスタンダード・エディション

監督:白石和彌
脚本:池上純哉
出演:綾野剛、YOUNG DAIS、植野行雄

犯罪映画でもあり、コメディ映画でもあり、そんな犯罪に手を染めた奴らの青春映画でもある作品。
 
 

ロスト・バケーション


ロスト・バケーション(初回生産限定) [Blu-ray]

監督:ジャウム・コレット=セラ
脚本:アンソニー・ジャスウィンスキー
出演:ブレイク・ライブリー

ジャウム・コレット=セラ監督による『フライト・ゲーム』に引き続きなワンシチュエーションサスペンス映画。
作品のほとんどが海の中の小さな岩礁の中で繰り広げるのにも関わらず途切れることの無い緊張感には、とてつもない演出力(ぢから)とブレイク・ライブリー力(ぢから)を感じましたし、サメに対処するための手を変え品を変えのアイディアが本当にフレッシュでした。
近年、変なサメの映画が量産されておりますが、スタンダードなサメ映画の新たなる傑作だと思います。
 
 

DOPE/ドープ!!


DOPE/ドープ!! [Blu-ray]

監督・脚本:リック・ファムイーワ
出演:シャメイク・ムーア、トニー・レボロリ、カーシー・クレモンズ

ギャングが幅を利かせている地域に住む90年代ヒップホップが大好きなオタク青年が、ちょっとしたトラブルから薬物取引に巻き込まれるという筋書きのクライムコメディなんですが、ステレオタイプな価値観や固定化したルールをいかにしてひっくり返すかという点においてこれが今のHIP HOPなのかなと思いました。
あと、映画全体の構成がものすごく巧みで、主人公がずっと抱えていた小さな問題をラストに解決するのですが、その見せ方に鳥肌がたちました。
ファレル・ウィリアムス音楽監修をしていますし、ファッションも美術もLAのロケーションもきれいで、エンタメとして気軽に楽しめるタッチでありながら極めて現代的な問題を取り扱っているというそのバランスも好きです。

アスファルト


監督・脚本:サミュエル・ベンシェトリ
出演:イザベル・ユペール、ジュール・ベンシェトリ、マイケル・ピット

 
 

COP CAR/コップ・カー


COP CAR/コップ・カー [Blu-ray]

監督:ジョン・ワッツ
脚本:ジョン・ワッツ、クリストファー・フォード
出演:ケヴィン・ベーコン、 ジェームズ・フリードソン=ジャクソン、ヘイズ・ウェルフォード

 
 

アラサーがフリースタイルダンジョンを見てラップを始めた結果

若者のつもりがもうすぐ28歳でロックスターであればそろそろ死んでしまう年齢なんですが、昨年なにを思ったのか唐突にラップを始めまして。思いのほかいろいろなことがあったので2016年を振り返ってみようと思います。
だいぶ長くなってしまったので、長文とか読むのめんどくせぇという方は下記のリンク先にあるアルバムを聞いてもらえると嬉しくて小躍りします。

MAZAI RECORDS - "MAZACON1" - Download | Added by MAZAI RECORDS | Audiomack
MAZAI RECORDS - "Python Code" - Download | Added by MAZAI RECORDS | Audiomack
 

きっかけ

2015年の末あたりにtwitter上で色んな人が「フリースタイルダンジョン」と言っているのが目に入り、気になってググり、Youtubeで見て「やべ〜〜〜〜〜かっけぇ〜〜〜〜〜」となったのが最初のきっかけです。
はい、完全にミーハーなやつですね。
それからしばらくはちょこちょこバトルの動画を見たり、たまにtwitterで「ラップできるようになりて〜〜」と投稿したりはしていたのですが、実際にラップを始めるまでにはしばらく間が空きます。
 

課題曲

「ラップできるようになりて〜〜〜」と言いまくっていた2016年の2月ごろ、ヒップホップ好きの友人Kから「ラップ練習して一緒にカラオケに行こうぜ!課題曲はこれだ!」とこちらのURLが送られてきました。


[J-HIPHOP] Buddha brand - 大怪我3000 [歌詞付き]

どう考えても初心者向けではないと思うのですが、1番最初にこの曲を紹介してくれた友人には今になってとても感謝しております。
しかし生まれつきの腰の重さが災いし、課題曲をふられてすぐに練習を始めたわけではありませんでした。BUDDHA BRANDのCDを購入したのはそれから1ヶ月後、ラップを始めたのは更に2ヶ月後になります。
 

練習開始

とはいえそれまで何もしていなかったわけではなく、2月から5月にかけてヒップホップ/ラップ系のイベントにちょこちょこ遊びに行ったり、BUDDHA BRANDダンジョン出演者まわりの音源を聞いたりしていました。
そして、とあるライブ行ったときに突然何かの閾値を超えたのか、「ヒップホップ、あるいはラップミュージックというものがどういうトピックを扱っていて何を指向しているのか」がぼんやりと、しかし唐突に分かった瞬間がありました。
またその時直感として、その指向性というものが自分が大学生の後半から興味を持ち続けていたことと結構重なるのではないか(この点に関してははまだ自信を持って言語化することができないのと、長くなりそうなので割愛します)と思ったのもあり、それならば私がラップにチャレンジする意味はあるな、ということでその日帰ってすぐに練習を始めました。
これが2016年の5月8日のことです。
 

ヒップホップ入門

音楽を聞く事自体はもともと好きだったので、中学生の頃に8mileの流れでエミネムを聞いたり、大学生の頃にgroup_inouとかキエるマキュウを聞いたりと、ラップミュージックやヒップホップにもあたるような音楽を聞いてはいたんですが、ジャンル聞きするタイプではなかったのもあってヒップホップやラップというものを意識して聞いてはいませんでした。
しかし、フリースタイルダンジョンの話題を中心として日々twitter上で繰り広げられる学級会を目にする内に、これは文脈とか歴史とかが重んじられている文化なのだなということが薄々わかってきたので、根っからのお勉強野郎精神を全開にして、まずは知識を入れるところから始めました。
主に読んだのは、『文化系のためのヒップホップ入門』『LEGENDオブ日本語ラップ伝説』、あと友人Kからもらった『ラップのことば』です。

文化系のためのヒップホップ入門 (いりぐちアルテス002)

文化系のためのヒップホップ入門 (いりぐちアルテス002)

LEGENDオブ日本語ラップ伝説

LEGENDオブ日本語ラップ伝説

ラップのことば (P‐Vine BOOKs)

ラップのことば (P‐Vine BOOKs)

『文化系のためのヒップホップ入門』はアメリカにおけるヒップホップの成り立ちから今までの流れがまとまっていてわかりやすかったですし、『LEGENDオブ日本語ラップ伝説』は後追いだとつかみにくい当時の温度感やラッパーどうしの関係性が伝わってきておもしろかったです。
『ラップのことば』は特にK DUB SHINEさんのパートに顕著なんですが、ラップに特有のロジカルさとかシステマチックな要素を知ることができて、ラップというある種の言葉遊びにより興味を持ちましたし、ものすごく参考になりました。
 

練習会参加(6月)

そんなこんなで、大怪我を練習したり本を読んでいるタイミングで「初心者向け女子ラップ練習会(G.I.R.L)」の告知と参加者を募集するツイートが目にとまりました。
謙遜するまでもなくコミュニケーション能力に長けるタイプではないですし、いくら初心者向けとは言えいきなり飛び込んで大丈夫なのかという不安があったんですが、この練習会に参加したことで、DocManjuさんやJabvaraさんをはじめとして今一緒にラップをしているMAZAI RECORDSの方々と知り合うことができたので参加して本当に良かったという気持ちでいっぱいですし、もし参加していなかったらフワッとした感じでフェードアウトしていたんじゃないかとも思っています。
実際の所、この練習会当日までフリースタイルの練習はほとんどしたことがなく(前日くらいに焦って始めた)、人前でラップするのも初めてだったのでガチガチに緊張して非常に情けない感じだったのを覚えています(いまだにフリースタイル下手なのは変わりませんが)。
この練習会はKAI-YOU.netさんで記事になっているんですが、
女子ラップ練習会潜入レポ! 女の子の香りがするサイファーとは? - KAI-YOU.net
そのしどろもどろな様子が克明に記録されていて非常につらい気持ちになります。
 

大会とサイファーに初参加(7月)

練習会参加後、「これはもっとフリースタイルをやらないといけないな」ということで、風呂にiPhoneを持ち込んでの練習を始めました。
フリースタイルを練習するとかダセェよみたいな意見もあり、ごもっともだと思うのですが、生まれつきダサいのは100も承知なので、黄猿さんのブログを参考にしつつ練習してました。
フリースタイルラップのやり方|黄猿 kizal mitsu 酔っぱらい

しかし、しばらくして練習会で人と一緒にラップしてた時の楽しさが妙に恋しくなりまして、とある社会人限定の大会にエントリーしました。
「スキルより社会人としての生き様を評価」と書いてあったので割と気楽に参加したんですが、いざ会場に行くとみんなちゃんと格好良くフリースタイルをしていたのにチキってしまい、完全にクソダサいラップをしてしまいました。見たことを後悔してうっかり手首を切りそうになるくらい本当にどうしようもないので動画を見つけても絶対に見ないでください。よろしくおねがいします。

あと、エントリーに関してMCネームを申告する必要があったので、このときから「MANOY(マノイ)」と名乗り始めました。由来に関してのおもしろエピソードは特にないので割愛させていただきますが、もっとインパクトがあって覚えやすい名前にすれば良かったと思うこともあります。
もちろん本戦出場はできませんでしたが、自分は場数を踏まないとだめな人間なのだからもっと人前でラップしようという教訓を得て、よりちゃんとラップをしていくきっかけとなりました。

そしてその翌日、「よっしゃ積極的にサイファーとか行くぞ!」ということでtwitter検索でみつけた「 秋葉原サイファー 」さんにさっそくお邪魔しました。
この時、6月のG.I.R.Lでお会いした今日犬さんと再会したり、前日の大会に参加していた方が何名かいらっしゃっていたりと様々な縁がありまして、秋葉原サイファーの方々とは今でも交流が続いています。
 

チンポジム参加、G.I.R.Lふたたび(8月)

本来ならば、じゃんじゃんいろんなサイファーに顔出したりなどしたかったのですが、一言も発することなく1日を終えることも珍しくない私がいきなり声を張ってはしゃいだことがたたったのか、秋葉原サイファーに参加した翌日から喉が腫れて熱が出ました。
声がでないためしばらく自宅でもラップをしない日々が続いた結果、ラップしてぇなぁという気持ちがハチャメチャに高まり、ついに【チンポジム】の門戸を叩く事になりました。
チンポジムに関しては先ほどのKAI-YOUさんの記事に詳しくあるんですが、G.I.R.Lが生まれるきっかけともなった練習会で、名前からもほんのり分かるように「クソ下品」を標榜しております。
G.I.R.Lで知り合ったワッショイサンバさんが参加して楽しそうにしているのをtwitterごしに見ていましたし、全く知らないところに飛び込むよりは良いだろうということで参加したのですが、それまで脳にかかっていた無駄なリミッターが一気に外れて、とにかく尋常でなく楽しかったのが強く印象に残っています。
「この人たちと一緒にやっていけば絶対に楽しいことになる」と思ったので、それ以後はポジムの面々とワイワイさせていただく流れになりました。

そしてその翌週が第2回のG.I.R.Lでした。このときはテレビの取材も入っていてワッショイサンバさんが「寿司T」の名前で放送されるなどのインシデントもありました。バトルではゲストの萌黄さんと当たったりして楽しかったです。
なぜかこの時が1番強い気持ちを保ってバトルできていたような気がします。
 

Tinpot Maniax vol.2 参加(9月)

前述のチンポジムに関してもう少し詳しく説明しますと、元々「Tinpot Maniax」というこれもまたすごい名前なイベントがあり、イベントがないときでもラップやバトルをしようということで始まった練習会だそうです(違ってたらすいません…)。
そしてその「チンマニ」の2回目が9月に開催されました。
イベントの詳しい内容に関してはhontumaさんのブログが分かりやすいかと思いますが、DJにライブにバトルにと盛りだくさんで滅茶苦茶に楽しかったです
hontuma4262.hatenablog.com

チンマニのバトルではお題+パンチラインカウント制という特殊ルールを採用していて

☆チンマニMCバトル
お題制変則ルール「パンチ・ラインカウント制」を導入したMCバトル。先攻が提示された3つのお題の中から一つを選び、両者それに沿った話題(正直おもしろければあんまり沿ってなくてもいい…)でバトルする。審査員が「かっこいい」「おもしろい」「キモい」といった独断と偏見に基づいた基準で試合中のパンチ・ラインの数をカウントし、その合計数で勝敗を決める。事前エントリー不要。
Tinpot Maniax vol.2(9/24) - TwiPla

そのためパンチラインがバコバコ発生するのですが、バトルを見てて面白すぎて膝から崩れ落ちるという経験ができるのはあの場くらいなのではないかと思います。
私は1on1のバトルに参加して、1回戦ではコスモパワーさんと、2回戦では茶怒さんと当たって延長戦の末負けました。
茶怒さんがラップしたのはこの日が初めてだったみたいなんですが、めっちゃちゃんと韻踏んでるし(私は全く韻が踏めません)、しかもおもしろいし、ものすごい成長曲線で上達していくので途中から「これは…勝てねぇ…」と心のなかで白旗を上げていたのを覚えています。

ワッショイサンバ、無能、樫、マノイのポジムに参加している女性陣4人組で「ポガ(チンポガールズ)(?????)」と呼ばれたり名乗り始めたのもこの頃だったと記憶しています(もう少し早かったかも)。
あと、どんな雰囲気なのかなーと8月にちょろっと遊びに行っていたRAP酒場に9月も遊びに行きまして、初めてバトルにも参加しました。
これ以降RAP酒場のバトルには毎月参加しているのですが、なんかどんどん情けない感じになっているので、今年はもっとちゃんとかませるようになりたいですね…。
 

おもしろいラップやりたい期

10月はイベントを見に行くことが多くて、KOKやUMBの予選とかバトルも何回か見に行きました。
その結果「不要なディスとかせずなんかもっとこうおもしろいラップができるようになりたい」ということを漠然と思い色々模索し始めたのですが、かといって具体的なビジョンもスキルもないので特に何も言えることがなく完全にしょぼい感じになる、という状態がこの頃からずっと続いています。
いい加減どうにかしたいです。
 

Tinpot X-Max

12月16日にTinpot Maniaxクリスマス編である「Tinpot X-Max」が開催されました。
9月からサイファーやら曲作りを経て各人がさらにパワーアップしていて、笑いっぱなしで表情筋が死ぬくらい楽しかったです。
今回は従来のパンチラインカウントに加えてNGワードでの減点制が採用されたのですが、そのシステムを逆手に取った茶怒さんが1on1でも3on3でも優勝し、2連覇と2種目(?)制覇を成し遂げていました。私は一回戦でワッショイサンバさんに負けました。

なんというかもう楽しすぎて記憶が曖昧なのと、あまり内容について語っても野暮かと思うので、ゲストとして来てくださったカクニケンスケさんのツイートをご覧頂くのがわかりやすいかと思います。

 

マザレココンピ

前々から曲やりたい曲やりたいと大きい独り言を言い続けていたんですが、11月の頭くらいにDocManjuさんから「曲をやりましょう!」ということで声をかけていただきました。
ずっと前から音源でやりたいトピックはいくつかあって夏頃からメモ帳にダラダラ書いたりはしていたのですが、一向にまとまらずたまに書いては放置状態の繰り返し。
いよいよちゃんとまとめないかんぞ、ということで着手したのですが、トピックが自分の中で整理しきれていなくてまとまりがなくなってしまったり、ほっとくとすぐ内省的な言葉を使ってしまうのでオイコラという感じで直したり、そもそも言葉と小節の対応関係がわかっていないために小節が数えられず無限に混乱したりして、進捗4割前後から一向に進まないという状態が続いていました。
こういうふうに自分がグダグダしている内に、樫さんの”初期衝動”やワッショイサンバさんの”Meshi-agare”など、周りの人がおもしろい曲をどんどん作ってくので無駄に焦りが募っていたのを覚えています。


最終的に1ヶ月ほどかかりましたがなんとか書き上げ、12月の頭に初めてのレコーディングをしました。
歌詞にもラップにも無限に反省点があるのですが、やってみてわかったこともたくさんありましたし、めちゃくちゃ楽しかったです。

Jabvaraさんからはポガ4人でのリレー曲をいただきまして、おみくじを引いた結果をラップするという内容でやりました。
こっちはソロ曲よりちゃんと韻を踏もうと思って書いたんですが、結果的にただ四文字熟語が大好きな人みたいな歌詞になりました。この曲のレコーディングした日は割と喉が死んでいたんですが、怪我の功名で普段の自分の声とは違うニュアンスが出た気もしますし、ソロ曲に比べてラップもわずかばかりちゃんとできたような気がしますし、ダブルとかフロウでも遊べたので良かったです。

とはいえまだまだ反省点尽くめなので今年はもっとかっこよくて且つ遊びのあるラップができるようになりたいですね。
そしてここからが重要なのですが、上記の2曲は1月1日からフリーダウンロードが開始されたMAZAI RECORDSコンピに収録されています!
DocManjuプロデュースの『MAZACON1』では3曲目で”3+1”が、Jabvaraプロデュースの『Python Code』では7曲目にリレー曲の”random fortunes”を聞くことができます!
どちらのアルバムもビートがめちゃくちゃ格好いいですし、ありえないくらいバラエティに富んでておもしろいので聞いてもらえるとうれしいです。もう一回貼ります。
www.audiomack.com
www.audiomack.com

 
長くなりましたが、まさか1年で曲(しかもビートがめっちゃかっこいい!!)を録るところまで来れるとは思っていなかったので、本当に幸運でした。
この歳になっても新しいことを始めることができて、ちょっとずつ上達して、色んな人と知り合って、少しずつですが色々なことが変わったというのは我ながら驚きがあります。
2017年はもっとラップうまくなって、アウトプットを増やして、自分のスタイルみたいなものを見つけていきたいです。
あとライブもやりたいので、実現できるように頑張ります。

というわけで、2017年もよろしくお願いします!!!

今週末見たい映画 - 4月2週目

■4/8日公開

『ルーム』
www.youtube.com
レニー・アブラハムソン監督の前作『FRANK』も世界に触れることのみずみずしさと切なさが素晴らしく描かれていた傑作だったので非常に楽しみです。
映画『ルーム ROOM』 公式サイト TOP
 
 

■4/9日公開

『さざなみ』
www.youtube.com
結婚45周年のパーティーを控えた夫婦の元に夫の元恋人の遺体が発見されたという知らせが届き…というストーリー。映像の寒々しさに拍車をかけるシャーロット・ランプリングさんの美しさ素敵です。
映画『さざなみ』 公式サイト
 
『ボーダーライン』
www.youtube.com
他の映画では調子に乗った結果としてボコボコにされることの多いポール・ダノを、全く調子に乗っていないのにボコボコにしたという事実だけで信頼できる男、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。さらに出演がジョシュ・ブローリンとベネチオ・デル・トロで麻薬モノと来たら血なまぐさい匂いしかしなくて最高です。
映画『ボーダーライン』|4月9日公開
 
『モヒカン故郷に帰る』
www.youtube.com
映画『モヒカン故郷に帰る』公式サイト | 広島先行公開中、4/9(土)全国公開!
 
『COP CAR コップ・カー』
www.youtube.com
ガキンチョが盗んだパトカーがケヴィン・ベーコン演じる悪徳警官の車で…。という引きの時点で期待値100点満点です。
映画『COP CAR コップ・カー』オフィシャルサイト
 
『孤独のススメ』
www.youtube.com
映画「孤独のススメ」公式サイト
 
『青春100キロ』
f:id:ciranai1:20160407004907p:plain
『青春100キロ』 - 上映 | UPLINK
 
 

FRANK フランク [DVD]

FRANK フランク [DVD]

今週末見たい映画 - 4月1週目

■4/1日公開

『あやしい彼女』
youtu.be
中国リメイクもされた韓国映画の日本版リメイク。多部未華子さんかわいいですね。
映画『あやしい彼女』公式サイト
 
『蜜のあわれ』
www.youtube.com
室生犀星幻想小説二階堂ふみ主演で石井岳龍監督が映画化。
映画『蜜のあわれ』公式サイト
 
『LOVE 3D』
www.youtube.com
ギャスパー・ノエ監督の新作。「愛は精液、体液、そして涙」というコピーを見るたびに「全部体液では」と思ってしまいます。
映画『LOVE【3D】』公式ウェブサイト
 
 

■4/2日公開

『ミラクル・ニール』
www.youtube.com
モンティ・パイソンテリー・ジョーンズ監督脚本。なんでも願いが叶う能力を宇宙人に授けられた主人公をサイモン・ペッグが、その力によって人語が喋れるようになった犬をロビン・ウィリアムズが演じます。
映画『ミラクル・ニール!』公式サイト
 
『下衆の愛』
www.youtube.com
グレイトフルデッド』の内田英治監督作品。渋川清彦演じるパラサイトニートのアラフォー映画監督が主人公で、共演にでんでん、津田寛治古舘寛治などなど。
映画『下衆の愛』 - LOWLIFE LOVE
 
 

グレイトフルデッド [DVD]

グレイトフルデッド [DVD]

エンター・ザ・ボイド ディレクターズカット完全版 [Blu-ray]

エンター・ザ・ボイド ディレクターズカット完全版 [Blu-ray]

今月見たい映画:2016年3月

■3/4日公開

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
アダム・マッケイ監督の作品が日本の劇場で見られるという時点で最高ですね。同じくサブプライムローン問題を取り扱っている『ドリーム・ホーム』も非常におもしろかったですし、併せて見るとより良いんじゃないかと思います。
映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』公式サイト 3月4日(金)ウォール街を出し抜け!

 

■3/5日公開

セーラー服と機関銃 卒業』
予告編見て「アイドルのライブの幕間とかで流れてそうな色合いと被写界深度だなー」と思っていたんですが、これ脚本が『そこのみにて光輝く』『きみはいい子』の高田亮さんなんですね。橋本環奈さんは声がちょっとハスキーでドスの効いた言い回しとかも合いそうですし、楽しみです。
映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」2016.3.5公開
 
『あやつり糸の世界』
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の作品を劇場で見たことがないのでぜひこの機会に見に行きたいです。
「あやつり糸の世界」公式サイト
 
『アーサー・フォーゲル ショービズ界の帝王』
マドンナ、レディー・ガガデヴィッド・ボウイなどの大規模なツアーやステージを手掛けるアーサー・フォーゲルを主軸にした音楽ドキュメンタリーだそうで。もちろんショービズにも興味がありますし、生前のデヴィッド・ボウイが見られるなら非常に見たいです。
アーサー・フォーゲル~ショービズ界の帝王~
 
『ロブスター』
独身者は動物に変えられてしまうという近未来を舞台にした映画。コリン・ファースがぽっちゃりしててここまでパッとしないのなかなか珍しい気がします。予告編のテンポも最高ですし非常に楽しみですね。
映画『ロブスター』公式サイト
 
 

■ 3/11日公開

『インサイダーズ 内部者たち』
イ・ビョンホン主演のサスペンス・アクション。韓国映画に出てくる悪い権力者って愉快な感じで本当に悪いのでその点も非常に楽しみです。
映画『インサイダーズ/内部者たち』公式サイト
 
 

■3/12日公開

『家族はつらいよ』
お恥ずかしながら山田洋次監督の作品ってちゃんと見たことがなくて。久しぶりの喜劇とのことなので興味があります。
山田洋次監督作品『家族はつらいよ』公式サイト
 
エスコバル 楽園の掟』
ベニチオ・デル・トロが麻薬王というその時点で最高という他ありませんね。4月公開の『ボーダーライン』という麻薬カルテル対FBIの闘いを描いた映画にもベニチオ・デル・トロさんは出演していて、そちらも楽しみです。
映画『エスコバル/楽園の掟』3月12日(土)全国公開
 
『マジカル・ガール』
魔法少女に憧れる余命僅かな少女とその父親を中心に、様々な人の偶然の出会いによって生まれる思いがけぬ展開を描いたスペイン映画。スペイン語圏のブラックコメディはおもしろい作品が多いので非常に楽しみです。
映画『マジカル・ガール』公式サイト 
 
『人生は小説よりも奇なり』
長年連れ添った同性カップルがいざ結婚したら仕事はクビになってずっと住んでた家にも住めなくなるし、という波乱の新生活を描いた作品。行政の制度がいくら先進的でも宗教的な理由とかと整合性が取れないというのは難しい問題だなと思います。
映画『人生は小説よりも奇なり』公式サイト 
 
 

■ 3/18日公開

『リリーのすべて』
レミゼ』『英国王』とトム・フーパー監督の作品は個人的にはあまりグッとこなかったのですが、アリシア・ヴィカンダーさんが出演していますし、エディ・レッドメインさの繊細さも非常に魅力的ですよね。ヴィカンダーさんオスカー本当におめでとうございます。
映画『リリーのすべて』公式サイト 2016.3.18[FRI] ROADSHOW
 
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』
イアン・マッケランが晩年のホームズを演じ、自らを引退に追い込んだ過去の事件を少年とともに再び挑むというあらすじに無数のフックが仕込まれていて素晴らしいなと思います。
映画『ディーパンの闘い』公式サイト
 
 

■3/19日公開

僕だけがいない街
原作読んでいないんですが、原作はすごく人気ですし気になっています。ただ、予告編から原作について以上の情報がほとんど得られないのが若干不安を煽りますね。
映画『僕だけがいない街』公式サイト
 
ちはやふる 上の句』
同じ週に漫画原作映画が同じくらいの規模で公開されるのって珍しい気がします。ちはやふるは試写で見た方の評判もすごく良いので非常に楽しみです。なにより予告編で使われているスローモーションであの広瀬すずさんのちょっとブサイクな顔がちゃんと使われているのが「おっ」ってなりますよね。
映画『ちはやふる』公式サイト
 
 

■3/25日公開

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』
ザック・スナイダー、こんどこそは頼む」という気持ち。
映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』オフィシャルサイト
 
『砂上の法廷』
この「n分間あなたは騙される」みたいなコピーって流行ってるんですかね。それはそれとして、法廷劇というのはあんな狭い空間でいろんな人の運命が交錯したり変わったりするので非常に魅力的ですよね。
映画『砂上の法廷』 公式サイト
 
暗殺教室 卒業編』
羽住英一郎監督は個人的には今一番興味深い映画監督ですし、暗殺教室の前編も殺せんせーのCGIとかすごく丁寧につくってあったんですよね。前編公開時に本紙連載の内容をぴったり合わせてたので、今回もそれがあるのかなーというのも気になっています。
映画『暗殺教室〜卒業編〜』公式サイト
 
 

■3/26日公開

仮面ライダー1号
本郷猛な藤岡弘、を劇場で見られるというのは非常に嬉しいのですが、いかんせんゴーストをわりと最初の頃に脱落してしまったため楽しめるのかという不安もあります。
『仮面ライダー1号』公式映画サイト 2016年3月26日(土)戦闘開始!
 
バンクシー・ダズ・ニューヨーク』
バンクシーを追いかける人々のドキュメンタリーというのが非常に面白いなと思いました。
映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』公式サイト
 
『光りの墓』
アピチャッポンの映画は映画館じゃないとなかなか見るのが難しそうなので、ぜひとも見たいです。
映画『2016 アピチャッポン イヤー INDEX』
 
『リップヴァンウィンクルの花嫁』
岩井俊二監督作品についに黒木華さんが主演かーという感じですね。あいかわらず拾ってくるモチーフが興味深いので凄いなと思います。
映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』公式サイト

今月見たい映画 2016年2月

■2/2日公開

『ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ』(原題:Wyrmwood)


『ブレイキング・ゴッド』(原題:The Mule

 
 

■2/5日公開

『オデッセイ』(原題:The Martian)
映画『オデッセイ』オフィシャルサイト
 
 

■ 2/11日公開

『キャロル』(原題:Carol)
映画『キャロル』公式サイト
 
 

■2/12日公開

スティーブ・ジョブズ』(原題:Steve Jobs
映画『スティーブ・ジョブズ』公式サイト 2.12 FRI
 
『ディーパンの闘い』(原題:Dheepan)
映画『ディーパンの闘い』公式サイト
 
 

■ 2/16日公開

『コインロッカーの女』
「未体験ゾーンの映画たち」上映作品。
 
 

■2/19日公開

『SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁』(原題:Sherlock: The Abominable Bride)
【公式】『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』2016.2.19[金] 全国ロードショー
 
 

■2/20日公開

『X-ミッション』(原題:Point Break)
CGなしのエクストリームアクションを売りにしているみたいなんですが、『ハートブルー』のリメイクなんですね。
映画『X-ミッション』公式サイト 2016年2月20日(土) 新宿ピカデリー、丸ノ内ピカデリー他 全国ロードショー<2D/3D上映>
 
『血まみれスケバンチェーンソー』
=VAP= 『血まみれ スケバン チェーンソー』
 
『ディスクローザー』(原題:Felony)
「未体験ゾーンの映画たち」上映作品。ジョエル・エドガートン主演。
 
『もしも建物が話せたら』(原題:Cathedrals of Culture)
映画『もしも建物が話せたら』公式サイト
 
『モンスター・ホテル2』(原題:Hotel Transylvania 2)
映画『モンスター・ホテル2』公式サイト | ソニー・ピクチャーズ
 
 

■2/27日公開

『ザ・ブリザード』(原題:The Finest Hours)
ケイシー・アフレックがIMAX 3Dで見られるという時点で最高です。ありがとうございます。
ザ・ブリザード|映画|ディズニー|Disney.jp |
 
『女が眠る時』
映画『女が眠る時』公式サイト - 2016.2.27
 
『ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー』(原題:The Night Before)
セス・ローゲン!ジョセフ・ゴードン=レヴィット!アンソニー・マッキー
映画『ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー』公式サイト | ソニー・ピクチャーズ
 
特捜部Q キジ殺し』(原題:Fasandaeberne)
「未体験ゾーンの映画たち」上映作品。
映画 『特捜部Q キジ殺し』公式サイト
 
『ヘイトフル・エイト』(原題:The Hateful Eight)
映画『ヘイトフルエイト』 公式サイト│『ヘイトフル・エイト』クエンティン・タランティーノ長編第8作 本年度アカデミー賞3部門ノミネート